6月のPC出荷、Win10特需の反動で台数32.3%減 金額は7.9%減にとどまる
- 森英二
- 60 分前
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電子情報技術産業協会(JEITA)が、2026年6月単月のパーソナルコンピュータ国内出荷台数・金額を発表した。全体の台数は96万2000台、金額は1203億円だった。前年同月比でみると、台数は67.7%と大きく下回ったが、金額は92.1%と1ケタのマイナスにとどまった。
6月の出荷台数は前年同月比で3割以上のマイナスとなったが、これはWindows 10サポート終了前に膨らんだ前年需要の反動による側面が大きい。一方で、金額ベースでは減少幅が比較的小さく、市場規模は台数ほど縮小していない。
タイプ別にみると、デスクトップPCの台数は8万1000台(前年同月比60.4%)、ノートPCは88万1000台(同68.4%)と、いずれも3-4割減となった。金額はデスクトップPCが138億円(同83.9%)、ノートPCが1065億円(同93.2%)で、いずれも台数に比べると減少幅は小さい。


6月の発表により、26年度第1四半期(4-6月)の出荷実績が出そろったことになる。第1四半期の台数は202万3000台で、前年同期比76.9%となった。一方、金額は2672億円で、同95.3%にとどまった。
JEITAは「Windows 10のサポート終了を背景とした買い替え需要の反動により、台数・金額とも前年を下回ったものの、24年度と比較すると台数・金額とも大きく上回った」と分析している。
実際に四半期ベースでみると、26年度第1四半期の出荷台数は24年度第1四半期の160万9000台を、出荷金額は1938億円をそれぞれ大きく上回っており、市場が急速に縮小している状況ではないこともうかがえる。
一方で、PC市場を取り巻く価格上昇圧力は依然として続いている。Appleも6月末に国内価格の改定を実施しており、今後は製品価格の上昇が需要動向にどのような影響を与えるのかが注目されそうだ。(BCN総研・森英二)
※JEITAの自主統計の参加会社は以下の8社。
Apple Japan(同)、NECパーソナルコンピュータ(株)、セイコーエプソン(株)、Dynabook(株)、パナソニック コネクト(株)、富士通クライアントコンピューティング(株)、(株)ユニットコム、レノボ・ジャパン(同)
