TVS REGZA、RGB Mini LED普及へ新モデル投入
- 大嶋敬太

- 3 日前
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更新日:2 日前

「BCNランキング」によると、2026年上半期の薄型テレビメーカー別販売台数シェアで、TVS REGZAが首位を獲得した。同社が次の一手として打ち出したのが、次世代ディスプレー技術と位置付ける「RGB Mini LED」の普及だ。
RGB Mini LEDは、赤・緑・青(RGB)それぞれのLEDを独立して発光・制御するディスプレー技術。従来のMini LEDに比べて色純度が高く、広い色域を実現するほか、明るさと色を同時に精密制御できるため、高コントラストな映像表現を可能にする。
26年に入り、RGB Mini LEDテレビにはソニー、TVS REGZA、TCL、Hisenseが相次いで参入している。しかし、26年6月時点の販売台数構成比は1%ほどに過ぎない。また、同月の65V型液晶テレビ全体の平均単価は約16万円であるのに対し、65V型のRGB Mini LEDテレビは約41万円と、2倍以上の開きがある。

こうした中、7月6日にTVS REGZAはRGB Mini LED液晶テレビ「ZX3Sシリーズ」を発表した。ZX3Sは「高い色表現力を実現しながらもリーズナブルなRGB Mini LEDモデル」と位置付けるシリーズで、55V型から100V型まで幅広いサイズを展開。市場想定価格は55V型が35万2000円前後、65V型が41万8000円前後、75V型が52万8000円前後、85V型が69万3000円前後、100V型が110万円前後としている。
同社は26年5月にも、RGB Mini LEDの「ZX1Sシリーズ」と「ZX2Sシリーズ」を発売している。これに対し、ZX3Sはより購入しやすい価格帯に設定したモデルで、RGB Mini LEDのラインアップを拡充する役割を担う。

発表会で石橋泰博取締役副社長は、「日本市場でRGBをけん引していきたい」と述べ、RGB Mini LED市場の拡大に意欲を示した。また、「5月発売のZX1S、ZX2Sでは『色がいい』という反響をいただいている。競合メーカーもRGBを発売し始めた。RGBというトレンドが来たと感じている」と語り、市場の立ち上がりに手応えを見せた。(BCN総研・大嶋敬太)



