8月のPC出荷、台数は前年比59.0%も金額は93.1%を維持 単価上昇が下支え

電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した2026年8月のパーソナルコンピュータ国内出荷実績によると、出荷台数は47万台で前年比59.0%、出荷金額は785億円で同93.1%だった。前年の特需の反動で台数は大きく減少した一方、金額は前年並みの水準を維持した。
タイプ別の出荷台数は、デスクトップPCが5万8000台(前年比54.1%)、ノートPCが41万3000台(同59.8%)だった。JEITAは「前年特需の反動により台数は減少した」と分析している。
一方、出荷金額はデスクトップPCが110億円(同80.1%)、ノートPCは675億円(同95.7%)となった。台数前年比との差が大きく、平均単価の上昇が市場全体の金額を押し上げた格好だ。JEITAも「市場全体の単価上昇を背景に金額は前年並みの水準となった」としている。

26年度に入ってから、出荷台数では前年を下回る状況が続いている。一方、出荷金額は一ケタ台の減少にとどまる月が多く、ノートPCでは4月と5月に前年を上回った。8月もノートPCの金額前年比は95.7%と高水準を維持しており、台数減少を単価上昇で補う市場構造が鮮明となっている。(BCN総研・森英二)
※JEITAの自主統計の参加会社は以下の8社。
Apple Japan(同)、NECパーソナルコンピュータ(株)、セイコーエプソン(株)、Dynabook(株)、パナソニック コネクト(株)、富士通クライアントコンピューティング(株)、(株)ユニットコム、レノボ・ジャパン(同)






