外付けSSD、26年上半期の販売数量は大幅減
- 大嶋敬太

- 1 日前
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AI需要の拡大を背景に、SSDの価格が上昇している。SSDには、PCなどの内部に組み込んで使用する「内蔵SSD」と、端末に接続して使用する「外付けSSD」がある。本稿では外付けSSDに焦点を当て、価格上昇によって市場や消費者の製品選びにどのような変化が起きているのか、実売データから探る。
平均単価は45.7%上昇、販売数量は43.6%減
BCNランキングによると、2026年上半期の外付けSSD全体の平均単価は、2025年上半期から45.7%上昇した。平均単価が上がり始めたのは26年の1月からだ。1月までは1万円台にて推移していたが、2月には2万円を超え、6月には3万円台に達した。販売数量は前年同期から43.6%減少しており、価格の上昇が大きく影響したとみられる。

価格上昇は、特定の容量帯に限ったものではない。外付けSSDのボリュームゾーンとなる1TB以下について、容量別の平均単価を前年同期と比較すると、256GB以下は53.7%、480~512GBは41.9%、960GB~1TBは53.2%上昇した。実際の平均単価をみると、480~512GBは1万円、960GB~1TBは2万円を超えた。前年の同時期は1万円で480~512GBの製品を購入できたが、現在は256GB以下の製品を購入せざるを得ない。このように、同じ予算で購入できる容量が少なくなってしまったのだ。では価格が大きく上昇するなかで、消費者が選ぶ容量にはどのような変化が起きているのだろうか。
容量の少ないモデルの構成比が上昇

容量別の販売数量構成比をみると、最も高いのは960GB~1TBである。ただし、25年上半期から26年上半期にかけて5.2ポイント低下した。一方、256GB以下と480~512GBは、いずれも3.4ポイント上昇した。依然として960GB~1TBがボリュームゾーンではあるものの、前年と比べ、若干容量の少ないモデルへのシフトがあらわれている。
価格上昇下で変わる容量選び
26年上半期に販売数量が大きく減少した原因は、価格上昇が挙げられる。また、予算の都合で、消費者が容量の少ないモデルを選ばざるを得ない状況になっている。(BCN総研・大嶋敬太)
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