8月のデジカメ国内出荷、ミラーレスが大幅減 台数・金額ともに26年最低
カメラ映像機器工業会(CIPA)は10月1日、2026年8月のデジタルカメラ出荷統計を発表した。本稿では、このデータをもとに同月の国内出荷動向を振り返る。なお、本文中の台数は一部概数で表記している。

26年8月のデジタルカメラ出荷台数は7.8万台(前月比81.0%)、出荷金額は50億6300万円(同64.7%)と、いずれも前月を下回った。タイプ別にみると、レンズ一体型の出荷台数は5万台(前月比91.0%)、出荷金額は20億7500万円(同70.2%)となった。台数は前月から1割弱の減少にとどまった一方、金額は約3割減少した。ミラーレスも出荷台数が2.7万台(同67.6%)、出荷金額は29億3800万円(同61.1%)となり、台数・金額ともに前月から3割以上減少した。ミラーレスの台数、金額はいずれも26年に入ってから最も低い水準となった。
レンズ一体型は台数に比べて金額の減少幅が大きく、ミラーレスは台数・金額ともに大きく落ち込んだ。そこで、タイプ別の平均単価をみる。

レンズ一体型の平均単価は4万1400円(前月比77.1%)となり、前月から2割以上下落した。台数の減少幅は小さかったものの、平均単価の大幅な下落が金額を押し下げた。一方、ミラーレスの平均単価は10万8800円(同90.4%)と、下落幅は1割弱にとどまった。金額の減少には、平均単価よりも台数の大幅な落ち込みが大きく影響した。(BCN総研・大嶋敬太)
※CIPAの統計の参加会社は以下の9社。
OMデジタルソリューションズ(株)、キヤノン(株)、(株)ケンコー・トキナー、(株)シグマ、ソニー(株)、(株)ニコン、パナソニック(株)、富士フイルム(株)、リコーイメージング(株)
※2026年1月分より、株式会社ケンコー・トキナーがデジタルカメラ統計に参加。
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