一眼レフ国内出荷が1000台割れ 5月はミラーレスが市場をけん引
- 大嶋敬太
- 17 分前
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カメラ映像機器工業会(CIPA)は7月1日、2026年5月のデジタルカメラ出荷統計を発表した。本稿では、このデータをもとに同月の国内出荷動向を振り返る。なお、本文中の台数は一部概数で表記している。

26年5月のデジタルカメラ出荷台数は8万7924台となり、前月比97.1%と減少した。一方、出荷金額は76億4125.1万円で、同103.8%と増加した。タイプ別にみると、レンズ一体型の台数は4.2万台(前月比92.3%)、金額は20億5759.9万円(同89.7%)となり、台数・金額ともに前月を下回った。これに対してミラーレスは、台数が4.5万台(前月比102.5%)、金額は55億1791.5万円(同110.7%)となり、いずれも前月を上回った。

こうしたなか、一眼レフの出荷台数は933台となり、1000台を下回った。26年に入ってからは1月1377台、2月1338台、3月1180台、4月1192台と推移しており、5月はさらに減少した。ミラーレスへの需要シフトが続くなか、一眼レフ市場の縮小が改めて鮮明となった。

ミラーレスは台数・金額ともに前月を上回り、特に金額は前月比110.7%と台数以上の伸びを示した。そこで、タイプ別の平均単価をみる。平均単価は、出荷金額を出荷台数で割って算出した。レンズ一体型の平均単価は4万9600円となり、前月を下回った。一方、ミラーレスは12万1300円となり、前月から上昇した。出荷台数の増加に加え、平均単価も上昇したことで、全体の出荷金額拡大につながった。(BCN総研・大嶋敬太)
※CIPAの統計の参加会社は以下の9社。
OMデジタルソリューションズ(株)、キヤノン(株)、(株)ケンコー・トキナー、(株)シグマ、ソニー(株)、(株)ニコン、パナソニック(株)、富士フイルム(株)、リコーイメージング(株)
※2026年1月分より、株式会社ケンコー・トキナーがデジタルカメラ統計に参加。
