25年のPC出荷台数は1千万台超、Win10 EOSにGIGA・駆け込み需要が寄与
- 森英二

- 1月28日
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一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は1月27日、2025年12月のパーソナルコンピュータの国内出荷台数を発表した。デスクトップPCとノートPCを合わせた全体の出荷台数は108万9千台、前年比123.0%。出荷金額は1,029億円、前年比は114.3%と、台数・金額とも前年2ケタ増になった。
種類別にみると、デスクトップPCの出荷台数は11万6千台で、前年を下回った。一方、ノートPCでは97万3千台となり、前年比は128.2%だ。ノートPCは全体の89.7%を占めており、国内パーソナルコンピュータ市場の成長を主導している。

19年から25年にかけての年間出荷台数をグラフ化した。20年1月14日のWindows 7のサポート終了(Win7 EOS)に伴う買い替え需要が、19年から発生していた。19年の出荷台数は1,000万台に届かなかったものの、973万6千台と高い水準だった。しかし、20年はWin7 EOSの後、コロナ禍に突入した。テレワークやリモート授業などが急速に波及し、Win7 EOS需要の反動減もなく、20年の出荷台数は1,046万台で前年を上回った。
25年はWin10 EOSが10月14日にあったことから、出荷台数は1,095万2千台に達した。20年の出荷台数を4.7%上回った理由として、GIGAスクール向けの出荷が含まれていることも要因の一つに挙げられる。また、夏以降、AI需要の高まりによるメモリー需給のバランスが崩れた。加えて対ドルの円安が続いており、今後パソコンの価格が高騰するのは確実で、駆け込み需要が発生したことも、出荷台数の上乗せとなった。(BCN総研・森英二)
※JEITAの自主統計の参加会社は以下の8社。
Apple Japan(同)、NECパーソナルコンピュータ(株)、セイコーエプソン(株)、Dynabook(株)、パナソニック コネクト(株)、富士通クライアントコンピューティング(株)、(株)ユニットコム、レノボ・ジャパン(同)




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