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日本のデジタル家電市場概況 -- 2025年12月

  • 執筆者の写真: BCN
    BCN
  • 3 分前
  • 読了時間: 3分
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日本のデジタル家電市場の最新動向を網羅したレポート「日本のデジタル家電市場概況」の販売を開始しました。本レポートは、BCNが全国の家電量販店やAmazonなどのECサイトから日次で収集・集計するPOSデータ「BCNランキング」に基づき作成したものです。


薄型テレビ(液晶テレビ、有機ELテレビ)、レコーダー、デジタルカメラ(一体型、交換型)、パソコン(ノート、デスクトップ)、タブレット端末、スマートフォンの各市場概況について、直近1年間の動きをビジュアルで把握できます。では、直近の各市場の動きを抜粋して簡潔に紹介します。


※2025年11月までのデータを集計した概況となります。


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薄型テレビ市場全体の前年同月比は24年12月以来ほぼ一年ぶりに、台数・金額とも2ケタプラスになった。約6割を占める液晶4K以上のテレビが、市場をけん引している。その液晶4K以上でソニーがHisenseを抜き3位に浮上した。


レコーダー市場は回復の兆しが見えない。台数ベースでは3年前の半分の規模まで縮小。しかし、平均単価は徐々に右肩上がりで推移しており、前年より6%上昇している。


デジタルカメラ市場は台数・金額の前年同月比が4か月連続で2ケタプラスとなっている。全体の7割超を占めるレンズ一体型の動向が大きく反映された格好だ。一体型で首位のKODAKとシェアを伸ばした富士フイルム、ミラーレスでシェアを伸ばしたキヤノンの3社による、市場全体の首位争いが熾烈に展開されている。


Windows 10のサポート終了したが、タブレット端末を含むパソコン市場は前年を下回ることなく、前年を大きく上回った。タブレット端末が前年の2倍近い販売台数となったことが大きい。ノートPCの平均単価は前年と同水準であったが、メモリーやSSDの価格上昇により、今後販売価格の上昇は避けられないだろう。


スマートフォン市場の需要は変わらずに旺盛だ。3大キャリアのシェアを合計すると、前年より10ポイント減となった。11月はキャリアフリーの構成比が7月に次いで高くなったことが原因だ。Androidスマートフォンのメーカーシェアでは、SAMSUNGが3月以降9か月連続で首位を獲得しており、「Galaxy A25 5G」が推進役となっている。


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本レポートは、BCN総研が提供するPOSデータサービスを活用して、市場動向の掌握や事業戦略の指針に役立つ洞察を提供するものです。貴社の次なるビジネス戦略立案において不可欠な情報になると思います。ぜひこの機会に、BCN総研のレポートをご活用ください。



BCN総研とは

長年にわたり蓄積した知識や知見を活かし、変化し続けるデジタル家電市場の動向を分析し、ビジネスのヒントやアイデアを提供することで、クライアント企業のマーケティング活動をサポートしています。本レポートは、自社の市場シェアや競合動向の把握、新商品開発における定量的なエビデンスの確保、マーケティング予算の最適配分と効果測定など、多岐にわたるビジネス課題の解決に貢献するものです。

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