top of page

記事
Article


Plaudシリーズを展開するNicebuild LLC、ICレコーダー市場で2ケタシェアに到達
ICレコーダー 販売台数指数推移 ICレコーダー市場の販売数量と金額について、2023年4月を「100.0」とした指数を算出したところ、動きに違いがあらわれた。 まず数量指数をみると、毎年3月には高い水準となる季節性を確認できるが、需要の縮小は明らかである。25年8月には63.7まで低下し、期間中の最低水準を記録した。26年3月には92.3まで持ち直しているものの、直近3年で基準値を上回る月はなかった。 一方、金額指数は24年8月に66.4で底を付けており、数量よりも約1年早く下げ止まった。その後は回復基調が続き、26年3月には109.5を記録。基準月を約10ポイント上回り、期間中で最高水準に達した。こうした数量と金額の違いから、市場動向には平均単価が影響しているのではないか。そこで、同期間の平均単価を算出した。 ICレコーダー 平均単価推移 平均単価は23年から24年にかけて、おおむね1万円前後で推移していた。しかし、24年9月の9600円を底に上昇へ転じ、25年6月には1万1000円を突破。26年には1万1600円前後まで上昇しており

大嶋敬太
5月25日読了時間: 2分


メモリー・SSD高騰で自作PC市場が急減速──パーツ販売、半年で4割減
メモリーと内蔵SSDの価格が、供給バランスの崩れを背景に高止まりしている。この影響はメーカーPCの平均単価上昇だけにとどまらず、自作PC市場では、主要パーツ(CPU、マザーボード、グラフィックボード)の販売が急減速している実態が、「BCNランキング」のデータから明らかになった。 DDR5とボード型SSDのGB単価 最初にメモリーと内蔵SSDの価格変動を振り返る。ここでは、メモリーの半分超を占めるDDR5、内蔵SSDはM.2などのボード型において、1GBあたりの単価(GB単価)を算出した。DDR5とボード型SSDのGB単価は、25年11月を境に急騰していることが読み取れる。AIサーバー向けへの供給シフトにより、コンシューマー市場における需給が逼迫したことが要因だ。それまで500円前後で推移していたDDR5のGB単価は、25年11月に約700円、26年2月には1,886.58円へと急騰し、約4倍に達した。また、ボード型のGB単価も10円前後から20円台へと、ほぼ倍増となった。 自作PCの主要パーツの販売指数量推移 次に、自作PC市場の主要パーツの

森英二
5月22日読了時間: 2分


モバイルバッテリー市場、安全志向で変化 準/半固体電池が5%台に
2026年4月24日、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する制限が強化された。背景には、国際民間航空機関(ICAO)による国際基準改訂がある。これを受け、国土交通省は航空法施行規則および関連告示の一部改正を行った。 制限強化の背景は、安全性に対する関心の高まり モバイルバッテリー市場は、自然災害などにより販売数が伸びている。一方で、発火や爆発事故など、安全性に課題がある。こうした背景から、19年2月に経済産業省は電気用品安全法(PSE)の規制対象とした。以後、PSEマークがない製品は販売できなくなり、当初は販売数量の減少がみられたものの、その後回復し、緩やかではあるが右肩上がりで推移している。 準/半固体リチウム電池、構成比5%台に 内蔵電池種類別構成比推移 BCNランキングでは、乾電池式のモバイルバッテリーも含んでいるが、今回は、リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーを対象にして構成比を算出した。9割超が液体リチウムイオンが占めている。25年2月から準/半固体リチウムイオンを搭載したモバイルバッテリーが登場し

森英二
5月15日読了時間: 2分


SSDに続きメモリーカード価格も急騰、AI需要が引き起こす供給逼迫
SSDやHDDの価格上昇が続く中、影響はメモリーカード市場にも波及している。BCNランキングをもとに同市場における1GBあたりの単価(GB単価)の推移を分析した。なお、分析の対象はmicroSDXC(UHS-I / Class 10)、Express非対応モデルとする。 メモリーカード GB単価推移 2025年9月から10月までは、GB単価は16〜18円台のレンジで推移していた。25年11月2週に一時的に19.07円まで上昇するが、翌週には沈静化した。26年2月2週に再び19円台に達すると、翌3月1週に23.17円まで急騰。その後も上昇は継続し、3月3週には25.52円まで達した。4月3週は27.05円と更に高騰し、この勢いは続きそうだ。SSDやHDDの価格上昇は25年11月〜12月から始まっているが※1※2、メモリーカード市場への波及は少し遅れた形だ。価格上昇の主な原因の一つは、NANDフラッシュメモリーの供給がAIデータセンター用途に優先されているためとみられる。 ※1関連記事:AI需要でSSD価格が急騰。ボード型SSDの値動きとメーカー勢

大嶋敬太
4月22日読了時間: 2分


ノートPC市場、平均単価が5年間で38%上昇
生成AI需要の拡大を背景に、メモリーやSSDといった半導体関連部材の価格が上昇している。半導体を多く搭載するデジタル家電製品、とりわけノートPCにも、その影響は大きく及んでいる。今回はノートPC市場を取り上げ、2020年以降の平均単価の推移と、その背景を整理していく。 ノートPCの平均単価推移 ノートPCの平均単価推移 2020年1月のノートPCの平均単価は10万1000円だった。当時はWindows 7のサポート終了に伴う更新需要が一巡する局面にあったが、直後に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大により、在宅勤務やオンライン授業向けの需要が急増した。 メーカー各社は、Windows 7の更新需要の反動減を見込んで生産を抑制し、ノートPCの在庫は急速に逼迫した。加えて、半導体の発注も絞られていたため、半導体の需給バランスが崩れたことにより、平均単価は上昇基調へと転じた。 22年以降は、円安の進行が平均単価をさらに押し上げた。輸入部材比率の高いノートPCにとって、為替の影響は大きく、価格転嫁が避けられない状況となった。こうした環境は23年以

森英二
4月21日読了時間: 2分
bottom of page
