全店舗同じ営業はもう終わり
- BCN

- 7月30日
- 読了時間: 2分
はじめに―画一的アプローチの限界
家電メーカーや卸の営業担当者が、すべての店舗・店長に同じ提案をしても成果が伸びにくい――そんな課題を感じたことはありませんか? 店舗には立地や顧客層、店長の方針など固有の事情があり、「一律営業」では効果が頭打ちになるのは必然です。
本記事でご紹介する動画では、こうした状況を打破するために「店舗・店長を4象限でグループ分けし、アプローチを最適化する」具体策を解説しています。
4象限モデルとは?――評価軸とグループの特徴
評価軸
縦軸:予算を達成できる/できない
横軸:上層部の顔色を気にする/気にしない
4つのグループ
グループ | 予算達成 | 上司への配慮 | 主な特徴 |
A | ○ | ✕ | 独自路線。本部指示を嫌う |
B | ○ | ○ | 指示に従いやすく本部方針を重視 |
E | ✕ | ○ | メーカー提案は通りやすいが基本施策が不十分 |
C | ✕ | ✕ | 成果も協力度も低く、工数をかけにくい |
グループ別アプローチ戦略
動画では各グループに対し「どんな言葉で・どの資料を使い・どんな頻度で」提案すべきか、具体例付きで解説しています。
1. Bグループ(予算達成×本部方針重視)
本部決定施策を全面に押し出し、店長の協力度を高める。
「本部も注目」「実績が評価される」と伝えて協力を引き出す。
2. Aグループ(予算達成×独自路線)
「店長専用に特別設計した施策」という言葉で特別感を演出。
市場性や個性に合わせたカスタマイズ提案が鍵。
3. Eグループ(未達成×本部方針重視)
基本施策の徹底チェック → 提案 → 改善をループで実行。
継続的フォローで信頼を築く。
4. Cグループ(未達成×独自路線)
工数を最小化し、他グループへリソースを集中。
取るべき行動・撤退ラインを明確に決める。
リソース配分で全体最適を狙う
重点はA・Bグループ。ここを伸ばすことで全体売上を底上げ。
グループごとの特性を理解し、リソース配分を意識することで効率と成果が最大化します。
動画で得られる3つのメリット
自社アプローチの診断シートをダウンロードし、そのまま現場で使える
実演付きトーク例で「何をどう言うか」までわかる
リソース管理の判断基準が明確になり、チームマネジメントが楽に
まとめ&次のアクション
店舗・店長ごとに最適な提案を行うことで、限られた時間でも最大の成果を生み出せます。まずは動画を視聴し、自社の店舗リストを4グループに分類してみましょう。




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