JEMA統計、白物家電の国内出荷金額、暦年上期で過去最高の1兆4350億円に
- 細田 立圭志

- 20 時間前
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白物家電メーカーの業界団体である日本電機工業会(JEMA)は7月21日、2026暦年上期(1~6月)の家電製品の国内出荷金額が、比較可能な1986年以来、過去最高の1兆4350億円(前年同期比107.4%)になったと発表した。

「2027年問題」と東京ゼロエミでエアコンがけん引
なお、2位はバブル景気の余韻が残る1991暦年上期の1兆3677億円、3位は25暦年上期の1兆3362億円(同104.2%)となった。
JEMAが同日発表した6月の国内出荷実績は、ルームエアコンが1624億円(同119.2%)と10カ月連続のプラス。ルームエアコンの二桁増は6カ月連続となり全体をけん引した。
省エネ法改正に伴う「2027年問題」や、東京ゼロエミポイントによる補助金効果が買い替えを促進した。
2027年問題をめぐっては一部報道などで、省エネ基準の未達機種の製造や販売が終了すると言われているが間違い。メーカーごとの目標年度に、出荷台数の加重調和平均で省エネトップランナー基準を上回ればいい。簡単に言えば、各メーカーの出荷台数全体で基準をクリアすればいい。そのため、未達成の機種が製造できなくなったり、販売できなくなったりすることはない。
ただ、部材の高騰など物価高による影響で、製造コストが現行機種よりも上がる可能性はある。また、当然ながら達成機種の方が未達成機種よりも年間の電気代は安くなる。10~14年と長い間使うエアコンにかかるトータルの電気代で、どちらが得かを考えなければならない。
6月の冷蔵庫は368億円(同93.2%)と3カ月ぶりのマイナス。洗濯機は322億円(同99.5%)と5カ月連続のマイナスだった。(BCN総研・細田 立圭志)


