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AI需要でSSD価格が急騰。ボード型SSDの値動きとメーカー勢力図の変化
2025年夏以降、DRAMをはじめとしてSSDやHDDにも値上げの波が押し寄せている。要因は、AI向けの需要に対応するため、供給とのバランスが崩れていることだ。影響はコンシューマー市場にも波及している。加えて、26年2月にMicron Technologyがコンシューマー事業から撤退することを発表している。 今回は内蔵SSDにスポットを当てる。「いつから値上がりが始まったのか」「値上がりによって何が変化したのか」を、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」をもとに探った。 内蔵SSDには、M.2などの「ボード型」とそれ以外の2.5"内蔵型などの「その他」に2種類に分けることができる。現在では「ボード型」が6-7割を占めており、主流になりつつある。今回は「ボード型」のデータを使う。 値上がりはいつから始まったのか GB単価と平均容量の推移(週次) 週ごとに1GBあたりの単価(GB単価)を算出した。25年5月第1週のGB単価は、10.06円で、以降多少の変動はあるものの、10-11円の間で推移していた。しかし、11月

森英二
2月19日読了時間: 3分


DRAMはいつから値上がりした? 半年で4倍超に高騰した理由を実売データで解説
AIの拡大に伴い、DRAMやSSDなどの値上がりが顕著だ。今回はDRAMが、いつから値上がりし始めたのか、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」をもとに探ってみる。また、値上がりに伴い、平均容量の変化もみていく。 DDR4からDDR5への移行と揺り戻し 規格別販売数量構成比推移(週次) まず、DRAMの規格別販売状況について把握していく。現在、DDR4とDDR5がメインの規格となる。2025年5月第1週では、DDR4が62.1%、DDR5は32.2%だった。以降、DDR5の比率は7月第2週に4割、11月第1週に5割と徐々に増加していることが明らかだ。しかし、11月第4週の57.9%をピークに減少へと転じる。直近の26年1月第5週のDDR5の構成比は33.5%で、25年5月第1週とほぼ同じ構成比に戻っている状態だ。 この構成比の増減には、単価の変動が大きく作用している。では次に1GBあたりの単価(GB単価)の推移をみていく。 GB単価はいつから急騰し始めたのか 規格別のGB単価推移(週次) まず、DDR4は、5月

森英二
2月6日読了時間: 3分


地デジ特需から動画配信へ、レコーダー市場は08年比4分の1以下に
2025年12月1日に、一般社団法人私的録音録画補償金管理協会(sarah)により、私的録音録画補償金の徴収が始まった。補償金額はレコーダー1台あたり200円(税込)、Blu-rayディスクは基準価格の1%(税別)だ。レコーダー市場に補償金制度だけでなく、メーカーの動向なども含め、市場に変化が起こっている。 08年以降のレコーダー市場を色々な数値を使い、推移をみていく。販売データは、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」をもとに販売台数指数を算出した。出荷台数は、電子情報技術産業協会(JEITA)の民生用電子機器国内出荷統計から、BDレコーダーの出荷台数。ただし、以前は録再と再生専用を合計した出荷数の発表だったため、レコーダーとプレーヤーの出荷台数を使っている。総世帯の普及率と保有台数、平均使用年数は、内閣府の消費動向調査を用いる。こちらもJEITA同様、光ディスクプレーヤー・レコーダーを合わせた数値となる。 レコーダー市場の歴史を簡単に振り返り 05年から06年頃、DVDの次の規格として、ソニーやパナソニックな

森英二
1月27日読了時間: 4分


印刷離れが進行、年賀状減少でインクジェットプリンター市場は縮小
2026年用年賀はがきの総発行枚数は、7億8900万枚強だった。この値は25年と比較すると73.0%だ。年賀状シーズンと合わせて動く、インクジェットプリンター(IJP)市場は、11月と12月の販売台数を合わせると年間の販売の2割を超える。今回は、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」を使い、直近3年間のIJP市場を振り返る。 年賀はがきの総発行枚数と年賀状の郵便料金変遷(日本郵便) まず、14年以降の年賀はがきの総発行枚数をみる。14年は33億枚を超えていたが、年々減少し17年には30億枚、21年には20億枚を下回り、25年は10億枚に届かなかった。 同様に、年賀はがきの郵便料金の動きも追ってみる。14年4月の消費増税(5%から8%への税率変更)に伴い、50円から52円へ値上げ。17年に62円に値上がりしているが、特例で年賀状は52円に据え置きとなった。18年に年賀状も62円に統一された。19年に再び消費増税(8%から10%)に伴う値上げで63円に。24年10月に郵便料金を大幅改定し、85円へと一気に値上がりした

森英二
1月27日読了時間: 2分


今日からできる!POSデータ分析の具体的なステップとツール選び
POSデータがビジネスに大きな価値をもたらすことは理解できたけれど、「具体的に何から始めればいいの?」「どんなツールを使えばいいの?」と、最初の一歩を踏み出せずにいる方もいるかもしれません。 POSデータ分析は、決して専門家だけのものではありません。正しいステップを踏み、適切なツールを選べば、今日からでもあなたのビジネスに役立てることができます。今回は、POSデータ分析を始めるための具体的なステップと、ツール選びのポイントを分かりやすく解説します。 POSデータ分析を始めるための4つのステップ POSデータ分析は、以下の4つのステップで進めることで、迷うことなく効果的に行うことができます。 ステップ1:目的の明確化(何を知りたいか?) 分析を始める前に、最も重要なのが「何のために分析するのか」という目的を明確にすることです。目的が曖昧だと、データが多すぎてどこから手をつけていいか分からなくなってしまいます。 【目的の例】 ・「売上を伸ばすための施策のヒントを見つけたい」 ・「在庫ロスを減らすための適切な発注量を決めたい」 ・「リピート顧客を増やす

BCN総研ブログ
2025年11月27日読了時間: 5分
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