デジタルカメラ市況概況--2025年9月
- BCN

- 9月17日
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デジタルカメラ市場の最新トレンド
日本のデジタル家電市場の最新動向を網羅したレポート「日本のデジタル家電市場概況」の販売を開始しました。本レポートは、BCNが全国の大手家電販売店やAmazonなどのECサイトから日次で収集・集計するPOSデータ「BCNランキング」に基づき作成したものです。
※2025年8月までのデータを集計したトレンドとなります。
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レンズ一体型デジタルカメラ市場の販売台数は前年の2倍近い伸びとなった。また、販売金額においては前年の約2.5倍に達した。旺盛な動きをみせた要因は25年8月に受注を再開した、キヤノンの「PowerShot G7 X Mark III」が挙げられる。しかし注文が殺到、一週間で受注停止となってしまった。受注期間は短かったものの、一ケタ台まで落ち込んでいたキヤノンのシェアは急増、首位を奪い返した。
一方、レンズ交換型の前年比は7-8割で推移していたが、台数・金額とも前年を若干下回る水準まで戻った 。4月以降、販売台数はほぼフラットで推移、レンズ交換型の大部分を占めるミラーレスが底支えしている恰好だ。「X-E5」シリーズの発売により富士フイルムのシェアが回復したことがトピックスとしてあげられる。
一体型と交換型を合わせたデジタルカメラ全体でも、前述の通りキヤノンがシェアを大きく伸ばしKODAKを引き離して首位となった。
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本レポートは、BCN総研が提供するPOSデータサービスを活用して、市場動向の掌握や事業戦略の指針に役立つ洞察を提供するものです。貴社の次なるビジネス戦略立案において不可欠な情報になると思います。ぜひこの機会に、BCN総研のレポートをご活用ください。




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