top of page


テレビ市場の変遷 - 1 -:地デジ特需と国内メーカーの明暗(05-11年)
薄型テレビ市場は地上デジタル放送(地デジ)の普及とともに拡大した。07年を指数100とすると、地デジ移行と家電エコポイント事業が追い風となり、販売台数は10年に304.6、11年も254.4と高水準を記録する。11年の地デジ完全移行後は買い替え需要が前倒しされた反動で市場が縮小し、13年以降は基点を下回った。
05-11年のメーカーシェアでは、シャープが4割前後を占め独走。ソニーとパナソニックが続き、東芝はREGZAの浸透で10年に2位へ浮上した。一方、日立・ビクター・バイ・デザイン・三菱、そしてパイオニアなどプラズマ勢は撤退が相次ぐ。価格競争の激化や採算性の悪化が背景にあり、薄型テレビ市場は大きな構造転換期を迎えていた。

森英二
3月12日読了時間: 4分


地デジ特需から動画配信へ、レコーダー市場は08年比4分の1以下に
2025年12月1日に、一般社団法人私的録音録画補償金管理協会(sarah)により、私的録音録画補償金の徴収が始まった。補償金額はレコーダー1台あたり200円(税込)、Blu-rayディスクは基準価格の1%(税別)だ。レコーダー市場に補償金制度だけでなく、メーカーの動向なども含め、市場に変化が起こっている。 08年以降のレコーダー市場を色々な数値を使い、推移をみていく。販売データは、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」をもとに販売台数指数を算出した。出荷台数は、電子情報技術産業協会(JEITA)の民生用電子機器国内出荷統計から、BDレコーダーの出荷台数。ただし、以前は録再と再生専用を合計した出荷数の発表だったため、レコーダーとプレーヤーの出荷台数を使っている。総世帯の普及率と保有台数、平均使用年数は、内閣府の消費動向調査を用いる。こちらもJEITA同様、光ディスクプレーヤー・レコーダーを合わせた数値となる。 レコーダー市場の歴史を簡単に振り返り 05年から06年頃、DVDの次の規格として、ソニーやパナソニックな

森英二
1月27日読了時間: 4分
bottom of page
