【最新レポート】タブレット市場の「今」と「次」を読み解く!
- BCN

- 7月8日
- 読了時間: 4分
~「2506タブレット端末購入・利用実態調査」販売開始~

デジタル家電市場の動向を深掘りするBCN総研から、待望の「2506タブレット端末購入・利用実態調査」レポートが販売開始されました! 本レポートは、2023年以降にタブレット端末を購入した500人を対象とした詳細なインターネット調査に基づき、タブレット市場の現状から消費者の生の声、そして今後の展望までを網羅した、企業戦略立案に不可欠なデータを提供します。
なぜ今、タブレット市場の理解が重要なのか?
内閣府の消費動向調査によると、2025年3月時点でのタブレット端末の普及率は36.9%と、パソコン(約7割)やスマートフォン(9割超)と比較してまだ低い水準にあります。しかし、この数値は市場にまだ大きな「伸びしろ」があることを示唆しています。
また、BCNランキングデータでは、一時期緩やかに下落した販売台数指数が、2019年から再び上昇傾向にあることが見て取れます。特に、2014年には8インチ前後のモバイル向け端末の発売が需要を押し上げた経緯があり、画面サイズや携帯性がタブレット選択の重要な要素であることがわかります。
レポートから読み解く、タブレットユーザーの「本音」
本レポートでは、多角的な視点からタブレット端末の購入・利用実態を分析しています。
1. 購入動機と選定理由:重視されるのは「動画視聴」と「価格」
タブレット端末の購入前の想定利用で最も多かったのは、「動画配信サービスでの動画視聴」(46.4%)「動画投稿サイトでの動画視聴」(45.0%)スマートフォンよりも大画面のメリットを活かした視聴環境の向上のために選ばれていることが明らかになりました。 購入時の重視点としては、「価格」(54.2%)が最も高く、次いで「画面サイズ」(47.6%)が挙げられています。
2. OS別に見る、ユーザーの「満足」と「不満」
•iOSユーザー: 全体の58.0%を占めるiOSユーザーは、購入時に「メーカー(ブランド)」を重視する傾向が高く、「iPad」や「Apple」の圧倒的なブランド力が購入の推進力となっています。利用時の満足度も91.7%と非常に高く、特に「動作の快適さ」に満足している声が多く見られます。次回も同じOSを使い続けたいと考えるユーザーは7割近くに達しており、高いブランドロイヤルティが特徴です。
•Androidユーザー: 全体の40.0%を占めるAndroidユーザーは、「価格」を最も重視する傾向があります。満足度も84.6%と高いものの、iOSユーザーよりも不満を抱く割合が20ポイント高く、特に「動作の重さ」が具体的な不満点として突出しています。次回購入時に同じOSを希望する割合は約4割に留まり、約3割が「OSは気にしていない」と回答しており、iOSへの移行可能性も示唆されています。
3. タブレット活用の新常識:GIGAスクール構想の影響
「勉強・学校の課題、オンライン授業」での利用は、10代で63.2%と突出して高い比率を示しています。利用場所でも、10代では「自宅での勉強や課題・オンライン授業」(54.4%)や「学校での授業や課題中」(45.6%)が高い割合を占めており、GIGAスクール構想が若年層のタブレット利用に色濃く反映されていることがわかります。
このレポートが貴社にもたらす価値
BCN総研は、創業以来培ってきたIT・家電業界における深い知見と、毎日収集・集計するPOSデータの分析力、そしてインターネット調査による消費者インサイトの把握力を強みとしています。 本レポートは、以下のような課題を持つ企業様に最適な示唆を提供します。
•自社の市場シェアや競合動向を定量的に把握したい企業様
•新商品開発の際、消費者のニーズに基づいたエビデンスを求めている企業様
•マーケティング予算の最適配分や効果測定を強化したい企業様
•快適な動画視聴環境を提供するための機能改善や訴求ポイントを探るメーカー様
特に、Androidタブレット端末はiPadの価格高騰が続く中で価格優位性を持つ一方、「動作の重さ」という喫緊の課題を抱えています。本レポートは、この課題を解消し、動画視聴におけるユーザーメリットを効果的に訴求するための具体的なヒントを提供します。
市場の伸びしろを掴み、消費者の心を掴む次の一手を見つけるために、ぜひ本レポートをご活用ください。
「2506タブレット端末購入・利用実態調査」は、BCN総研のウェブサイトからご購入いただけます。 レポート購入はこちらから!
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本調査の概要:
•調査手法: インターネット調査
•本調査対象者: 2023年以降にタブレット端末を購入した人 かつ メーカーを認知している人
•調査日: 2025年6月2日-6月4日(3日間)
•有効サンプル数: 500
•定価: ¥550,000(税込)
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BCN総研について: BCN総研は、IT・家電業界に特化したリサーチ&データサービスを提供しています。POSデータ販売、市場調査・分析、アナリストによる伴走サポート、自社メディア(BCN+R)との連携による情報発信まで、お客様のマーケティング活動を一気通貫で支援します。




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