日本のデジタル家電市場概況 2025年6月
- BCN

- 8月7日
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日本のデジタル家電市場の最新動向を網羅したレポート「日本のデジタル家電市場概況 」の販売を開始しました。本レポートは、BCNが全国の大手家電販売店やAmazonなどのECサイトから日次で収集・集計するPOSデータ「BCNランキング」に基づき作成したものです。
レポートが示す6月のトレンド
薄型テレビ(液晶テレビ、有機ELテレビ)、レコーダー、デジタルカメラ(一体型、交換型)、パソコン(ノート、デスクトップ)、タブレット端末、スマートフォンの各市場概況について、当月も含めて直近1年間の動きがビジュアルで把握できます。では、直近の各市場の動きを抜粋して簡潔にご紹介しましょう。
各市場のオーバービュー
薄型テレビ市場はほぼ前年並みの水準で推移している。有機ELテレビは前年の半分ほどの水準まで落ち込むものの、mini LEDの液晶テレビがその穴を埋めるように販売台数を積み上げている。高単価の有機ELテレビから若干安価なmini LED液晶テレビにシフトしているため、薄型テレビ市場の平均単価は下落傾向を示している。
動画配信サービスの拡充に伴い、レコーダー市場は縮小が続いている。しかし、平均単価は上昇し、ねじれた状況となっている。
デジタルカメラ市場において、平均単価の上昇のためか、一体型の販売台数は鈍化しつつある。また、交換型では25年に入ってから前年を下回る月が続いており、需要は一巡したと考えられる。デジタルカメラ全体のメーカーシェアではKODAKが3か月連続の首位。キヤノンが数ポイント差で追いかけている。
Windows 10のサポート終了を控えるパソコン市場は、8か月連続で前年を上回る。3年前と比較し、ノートPCの平均単価は2割近く上昇。円安に加え、AI PCの影響と考えられる。タブレット端末は、市場をけん引するアップルの動向が大きく影響し、9か月ぶりに前年割れとなった。
スマートフォン市場は、25年に入り前年比3割プラスを維持している。廉価販売が現在も続いていることが活性化の要因と考えられる。Androidスマホでは、3月以降SAMSUNGが首位を維持。「Galaxy A25 5G」がけん引している。
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本レポートは、BCN総研が提供するPOSデータサービスを活用して、市場動向の掌握や事業戦略の指針に役立つ洞察を提供するものです。貴社の次なるビジネス戦略立案において不可欠な情報になると思います。ぜひこの機会に、BCN総研のレポートをご活用ください。
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